今月の家電リサイクル語録
「(株)エコロジーネット 青倉社長の
言葉 」
サスティナブルをサスティナブルに
循環経済(サーキュラーエコノミー)という概念が世界的に浸透し、
新たなビジネスモデルの台頭が国内外で進む中、
家電リサイクルは、まさに資源を循環し、経済を成立させることを
体現してきた貴重な取り組みの一つであると実感しています。
家電リサイクルが始まって20年余ですが、常に順風であったわけではなく、
過去から現在へと、様々な方々の知恵と努力によって持続することが
できています。
家電リサイクル立ち上げ初期の、無から有を生み出した先人たちの
知恵とご苦労、さらに地デジ化完全移行時の爆発的な引き取り量増大への対応、
そして、変化する家電に対応しつつ、猛暑に代表される気候の変化や
積雪などに負けることなく今を支えていただいている物流、指定引取場所や
家電リサイクルプラントの方々の工夫とご努力、
これらに支えられ持続できていることは、目の前にある現場・現物に
真摯に対応してきた証であり、敬意しかありません。
機械化もどんどん進んでいますが、人が解体している姿はとても美しいんです。
検品や家電を積んでいく姿、これもまた美しいんです。
これこそ、まさにプロの仕事です。
関係者の皆様には、家電リサイクルにおける社会的意義にご賛同の上、
きめ細かいルールと手順を守っていただく中で、
事業に携わっていただいており、緊張感のある、
決して楽とは言えない事業運営を行っていただいていると思います。
社会的意義を果たすという点は不変ですが、今を担い、未来に向け、
持続可能に発展していくためには、関わっていただいている
すべての方々にとっても、より魅力的な活動でありたいと感じており、
そのためにも知恵を絞っていきます。
「サスティナブルな資源活用を、サスティナブルに続けていく!」
家電リサイクルの役割はまだまだ大きいです。
関連の皆様とともに進化・発展していきたいと考えております。
(株)エコロジーネット
代表取締役社長 青倉 勇