更新日:2023.09.01

今月の家電リサイクル語録
「パナソニック エコテクノロジーセンター(株) 河野社長の言葉 

パナソニック エコテクノロジーセンター(株)
代表取締役社長 
河野 宏樹

リサイクルの中心で、ゼロエミッションを叫ぶ


そもそも、日本は天然資源が乏しく、輸入に頼らざるを得ない状況です。
しかし近年、様々な国が発展し、さらなる開発が進むなか、
世界全体で資源の獲得競争が起こり、確保が難しくなってきています。
そこで、すでにある資源を循環させていく、つまりリサイクルで
補っていくことが重要になります。

そんなリサイクルの重要性を伝える場として、当社ではこれまでの
「見る工場」から「魅せる工場」への進化を目指しています。
「見て・聞いて・触る」体験型の見学に加え、インターネットによる
「バーチャル工場見学」も活用いただくことで、
多くの方にリサイクルの魅力や価値を知ってもらいたいと考えています。

さらに、従業員の負担を減らすためにスマート化を推進するなど、
リサイクルの質や効率の改善を図っており、私たちの工場がリサイクルの
中心となって、リサイクル業界全体が発展、向上していくことを
強く願っています。

数年前までは、家電リサイクルと言っても誰も見向きもしませんでした。
そんななか、いずれ世の中にとって間違いなく大事な仕事になるという
情熱を持って取り組んできました。
当社が回収している廃家電には、当然のことながら長年の使用に耐え、
それに伴う「埃」がたくさんついています。その「埃」をまとった廃家電と
正面から向き合い、リサイクリストとしての「誇り」を胸に、
更なる資源循環・ゼロエミッションの実現に向けてこれからも精一杯取り組んでまいります。



パナソニック エコテクノロジーセンター(株)

河野社長と加東市マスコット「加東伝の助」、
PETECキャラクター「エコーマン」