更新日:2024.11.01

今月の家電リサイクル語録
「(株)荒川 荒川社長の言葉 

(株)荒川
代表取締役社長  
荒川 直文 様

地域と循環型社会への貢献


当社は1954年に創業し今年70周年を迎えました。
総合資源リサイクラーとして、
各種スクラップ及び廃棄物処理まで鹿児島一円をカバーしており、
家電リサイクルにも2001年の施行当初から参画しています。

そして、家電リサイクルに携わることは当社に大きな変革をもたらしました。
それまでは、様々な種類のスクラップを沢山集めて販売するという
昔ながらの商売をしておりました。
それが、廃家電一台一台を管理し、
そこから得られる資源を緻密に管理し、
フロンをもらさず環境に悪影響を与えないよう徹底的に適正処理を順守し、
細心の注意を払いながら業務を行ってまいりました。
また、世間一般にも家電リサイクル法が浸透し、
取り締まりの効果もあって、不法な無料回収業者が減ってきました。
それに伴い、当社で扱う廃家電の量も増え、
資源回収も大きく増えました。
循環型社会の形成に大きく貢献していると実感しています。

今後は、政府方針にもある通り、プラスチックの資源回収を進めていきます。
従来からあるRPF製造装置の設備強化や
顧客要望に合わせた回収品質の調整などを行っていきます。
また、古いエアコンには地球温暖化に大きな影響を与える
フロンガスが入っています。
古いエアコンの回収率・処理能力の向上にも取り組み、
地球環境へ大きく貢献して参ります。
※RPF:Refuse derived Paper and Plastics densified Fuel, 固形燃料

そして、資源循環に貢献する家電リサイクルを行っていることで、
若い人が当社に応募してくれるようにもなっています。
我々としては、せっかく来てくれた優秀な人材が存分に働いてもらえるように、
労働環境の整備には力を入れています。
若い社員をはじめ、女性、高齢者等、
様々な人が働きやすい環境を目指しており、
特に人間関係・コミュニケーションの充実を心掛けています。

適正処理と資源回収で地球環境と循環型社会への貢献を、
継続して働きやすい会社として地域に貢献をしていきたいと考えております。